プロフィール

山崎あい子

Aiko Yamazaki

昭和59年9月9日生まれ
▶︎甲陽園小学校卒業
▶︎親和女子中学校
▶︎親和女子高等学校卒業
▶︎神戸学院大学薬学部卒業
 製薬企業勤務を経て現在薬剤師

会社勤務12年の間に2度出産で育児復帰。その際感じた保育園確保の難しさ、復帰後のフォロー制度の少なさ、育児と仕事の両立の大変さなどを経験し、女性躍進党設立。

私は「女性の”真の”社会進出を叶えたい」
女性が母親になっても自分らしく、家族と幸せにやりたい事が叶う社会 これが私の夢です。

こうした思いの根源になったエピソードを話そうと思います。
3年前、会社にいた頃。
当時、子どもが1歳と2歳。大変ではあったけど、好きで仕事を続けていました。
しかし、その1年後、夫の単身赴任。

実家も遠く、完全なワンオペ状態になったんです。

夫や両親には仕事を辞めることを勧められましたが、
まずやってみてから考える。とやってみたら、なんとなくできてしまった自分がいたんです。

3ヶ月経ち、6ヶ月経ち、人事は考慮されず、その生活が続きました。自分としては上手く両立できてるって思ってたんです。
でも徐々に子どもに異変が起こり始めました。

朝起きがけに吐く、熱が出る、毎週どちらかの子どもが体調崩す。
忙しい毎日に時間をぬって病院通い。
一時期的なものだと、騙し騙しの生活が続いた後、とうとう水も飲め無くなってしまい長男が入院。

なのに私は仕事を休めなくて、一緒に居てあげれず・・・

入院3日目にして、やっと仕事の休みが取れ一緒に過ごすことができた時、子どもに言われた一言は、今も忘れられません。
水も摂れず、点滴に繋がれて、寝たきり。夜、一緒に寝ようとした時

意を結したようにボソッと一言。
「ぼく、ママに嫌われたと思った・・」って言われました。
すぐさま、「大好きだよ!」って伝えました。

ショックで、、今までの自分、間違ってたなーって。

子どもの事が好きだったから、伝わってると思ってた。でも、いつも時間に追われて、しっかり向き合う時間を作ってあげれてなかった。
育児しながらでも仕事できる、ってこういうことじゃない。

私が唱えている「女性の真の社会進出」とは、
ただ、女性が仕事をしやすい環境を作ることではないんです。
子ども、家族とセットでいかに幸せに仕事をしやすい環境を作ることができるのかと言うところです。

これを機に、家族とは、仕事とは、どうあるべきか、より考えるようになりました。

会社ではパフォーマンスが認められ、全社会議で「働き方改革」というテーマでプレゼンする機会ももらい
営業する上での効率の良い働き方、女性の働きやすさとは、家族とはどうあるべきか、自分の考えを伝えていきました。

が、しかし・・・
結果は何一つ考慮されず・・・単身赴任は解消されるどころか、より悪い結果に・・・
自分の思いが会社に伝わったと思ったのに・・・
会社に裏切られた気持ちで悔しい思いと同時に怒りを覚えました。

またこの時、気づいたんです。
女性側(母親)が仕事に執着しなければ育児や家庭の問題を全て解決すると言う事実。
これ以上、子どもたちに無理させるわけにはいかない。そう思い12年勤めた会社の辞めました。

私のように苦しむ人、諦めなくてはいけない女性を増やしたくない!
そう思い、起業を決意して様々なビジネスを考えました。ダイレクトに女性を救えるポジションはなんだろう、
と悩んで考えた末に政治家と言う答えに辿り着いたんです。

それと同時に
このエピソードの共通点にも気づいたんです。

それは「声に出して伝える」ということ

子どもに対して、好きだよーって言う、会社に自分の要望を伝える、これをして来なかったからこそ、自分自身は苦しんだと言うこと。

それから、女性の社会進出を念頭に「声を上げる」「発信する」ことをするようになりました。
テレビ、ラジオ、新聞、書籍とさまざまなところで声を上げて活動しました。その中で、N1グランプリというイベントで優勝し、今回、参議院選に出馬する機会を頂きました。

私一人の声は小さいかもしれない。
でも声を出し続けることで、誰かの耳に入り、声を上げている行動に促せた時
全体的に女性の地位を向上させていけると考えています。

「声に出し続けることで、意識改革を促し、女性の真の社会進出を叶える」
女性が母親になっても自分らしく、家族と幸せにやりたい事が叶う社会。これが私の使命です。

応援してくださると嬉しいです。